なぜ『キングダム』は人気なのか?10の理由をマニアックに解説してみた

発行部数6000万部を超え、NHKでもアニメが放送されているモンスター級の人気漫画『キングダム』。史実を元にした歴史漫画というジャンルでは、横山光輝さんの『三国志』、井上雄彦さんの『バガボンド』を超えて歴代1位のセールスになるのも時間の問題だと思います。

なぜ『キングダム』はこんなにも漫画好きやアニメ好きの人気を集めるのでしょうか?今回は『キングダム』人気の理由を10の項目に分けてマニアックに解説したいと思います。

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理由1:王道にして最強の成り上がりストーリー

『キングダム』が人気な1つ目の理由。それは”成り上がりストーリー”です。

主人公の信は下僕の身分から「天下の大将軍」を目指していきます。

©原泰久/集英社

信が下僕の身分から、百人将、三百人将、千人将、三千人将、五千人将と1つずつ位を上げていく姿は、まさに成り上がり。

士族出身のキャラクターたちや、親が有名な将軍であるキャラクターたちと競い合いながら、大将軍への階段を上がっていきます。

時には下僕出身であることを揶揄されたり、馬鹿にされたりします。それでも信は自分の夢に向かい一直線に突き進みます。下僕出身であっても武功を残し続ければ大将軍になれるのです。

この王道の成り上がりストーリーは誰もが応援したくなる展開です。

また、信が武官の成り上がりであれば、嬴政(信の仲間であり、後の始皇帝)にも成り上がり的な要素がある点も魅力的です。

©原泰久/集英社

信の夢が”天下の大将軍”ならば、嬴政の夢は”中華を統一する王”になることです。

時は戦国七雄の春秋戦国時代。このような夢を口にする王は滅多にいません。

嬴政は王家の人間ではあるものの、立ちはだかる壁は多いのです。国内にも嬴政を出し抜こうとする巨大な力を持った呂不韋などの偉人がおり、政治闘争は困難を極めます。

天下の大将軍を目指す信と、中華の統一王を目指す嬴政。二人の夢の方向は一致しており、この二人がいかに夢を成し遂げるかが『キングダム』の魅力です。

理由2:曲がった事は絶対に許さない主人公

信は愚直な性格で、心理戦をしかけたり、カマをかけたりするような事はありません。

常に自分の心に正直に生きます。

時には命令違反や規則違反になる行動だとしても、自分が正しいと思った事を迷わず実行するのが信です。

©原泰久/集英社

特に印象的なのは、乱銅という千人将が、奪った城で強奪・陵辱・虐殺をしている光景を見て斬りかかったシーンでしょう。

軍律では同士討ちは禁止されているために、蒙恬は止めましたが、信は「どんな理由であろうとクソヤロォは絶対許さねぇ!!相手が千人将だろうが将軍だろうが王様だろうが関係ねぇ!それがこれまでもこれからもずっと変わることのねぇ俺の戦り方だ!」と吠え、飛信隊のメンバーはそんな信に雄叫びを上げるのでした。

彼の持つ天下の大将軍像へ一直線に突き進む姿勢は、読者の心をガッチリ掴みます。

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理由3:アベンジャーズのような魅力満点の武将たち

『キングダム』には、信の他にも魅力あふれる武将が多数登場します。さながら、数多くのヒーローが登場する映画「アベンジャーズ」のような様相です。

ここでは、特に人気の高い将軍たちを紹介します。

▼ダントツ人気を誇るのが王騎将軍。信の最も尊敬する武将です。

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▼当面の最大のライバルである、趙の李牧。武力と知力の両方を兼ね備えた傑物です。

©原泰久/集英社

▼同じく趙の傑物、龐煖。「キングダム」ナンバーワンの、圧倒的武力を持ちます。

©原泰久/集英社

▼信と同じ秦国の味方である、山の民の王・楊端和

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▼秦国の将軍の1人、信の尊敬する麃公

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▼秦国の将軍の1人で、盗賊出身の桓騎

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もちろんここには書ききれないほどの魅力的な敵将や味方の将軍がいます。

理由4:迫力満点の合戦シーン

『キングダム』の魅力の1つといえば、合戦シーンは外せません。

©原泰久/集英社

合戦シーンでは、何千・何万の兵たちがそれぞれ隊ごとに細やかに動き、その描写の細かさと絵の迫力がたまりません!

また、大将同士の迫力満点の一騎打ちも最高です!

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理由5:知略と戦略の頭脳戦

『キングダム』は武力のぶつかり合いだけじゃない点も忘れてはいけません。

戦が大きなれば大きくなるほど、細やかな知略の巡らし合いが勝敗を分けます。

©原泰久/集英社

キングダムには、敵将の李牧や呉鳳明、媧燐などの頭がキレる武将が多数揃っており、また味方にも昌平君や王翦、蒙恬、河了貂などの知略に優れた武将も揃っています。

単に「どちらの力が上か」という武力勝負だけで戦の行方が左右されないのです。合戦シーンは頭脳戦をや心理戦の要素がふんだんに盛り込まれて非常に見応えがあります。

理由6:思惑入り乱れる乱世を描く

『キングダム』の舞台は春秋戦国時代。それぞれ国(戦国七雄)の思惑が交錯します。

それゆえに嬴政の掲げる「中華統一」は難しいのです。

秦国がただ単に七国で一番強ければ良いという話ではなく、それぞれの国の思惑を読み合いながら、一挙手一投足に注意しながら中華統一を目指さなければなりません。

©原泰久/集英社

理由7:人間臭い仲間達とのドラマ

『キングダム』の主人公の信は、飛信隊という隊の隊長です。

隊員と信の人間臭い友情や結びつきも、『キングダム』の魅力の1つです。

©原泰久/集英社

飛信隊は信への信頼のもと、陵辱や強奪の類を一切行う事はありません。

全員が信の思い描く”天下の大将軍像”に向かい、信と共に突き進んでいく様は人間臭く、感動的でもあります。

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理由8:友でありライバルであるキャラクター

『キングダム』には、魅力的な敵将や将軍の他に、信と同じく若い武将たちも戦友でありライバルとして活躍します。

名前は王賁と蒙恬。

王賁はまるでベジータのようなキャラクターで、プライドが高く、信の事を見下します。士族の出自というということもあり、下僕出身の信を馬鹿にする場面も見られます。

©原泰久/集英社

蒙恬も士族の出身ですが、信や王賁のことをリスペクトしており、二人の間を取り持つような柔軟さを持ちます。

©原泰久/集英社

この二人と信のライバル関係、そして友情という点『キングダム』の大きな魅力の1つです。

三人全員がそれぞれのやり方で大将軍を目指していくのです。

理由9:政治の理想と現実

合戦や武力衝突のシーン以外にも、政治のシーンも見応えたっぷりなのが『キングダム』の素晴らしいところ。

©原泰久/集英社

嬴政には政敵といえる呂不韋という強大な敵が、同じ秦国内にいます。

呂不韋は歴史に残る商人であり、政治の傑物。呂不韋と嬴政の真っ向勝負も『キングダム』の見どころの1つです。

呂不韋は金を操って国を治めたい。嬴政は武力で中華統一を為して戦争を無くしたい。

嬴政が秦国の本当の意味で王になるには、政敵である呂不韋や、弟の成蟜、母親の太后らを政治で上回らなければなりません。

歴史漫画といえば武将同士の衝突に注目が集まりがちですが、政局も動乱の時代なのです。

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理由10:史実ベースのリアリティ

『キングダム』の魅力の10個目。それは史実ベースのリアリティにあります。

『キングダム』は史実をベースにした物語なので、ある程度の結末や事実が定まっています。

史実ベースであるので、実在した場所や都市が舞台になっており、歴史的な建造物や事件も登場します。もちろん主要な登場人物も実在した武将が多いです(『キングダム』オリジナルのキャラクターも多数存在します)。

このリアリティこそが、完全なるファンタジーではない、地続きのリアリティを作品に与えています。

何千年も昔の中国で実際に起こった物語と考えると、ロマンが広がるのです。

終わりに

いかがでしたでしょうか?

『キングダム』の魅力にハマっていただければ幸いです。

最後に原作漫画の紹介をさせていただきますね。まだ読んだことが無い方や単行本を購入してない方はぜひ購入してみてください。絶対に後悔しない買い物になると思いますよ。また、電子書籍ストアのコミックシーモア、BookLive!、ebookjapanでは初めての方は半額クーポンを貰えます。

作者:原泰久

ジャンル:青年マンガ

出版社:集英社

掲載誌・レーベル:週刊ヤングジャンプ

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