たった1巻しかないのにしっかり面白い1巻完結漫画、いわゆる単巻漫画。今回は間違いなく面白い1巻完結漫画20作品をランキング形式でご紹介します。少しの時間でしっかり楽しめる単巻漫画をぜひ読んでみて下さい。
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- 1 1位 ルックバック
- 2 2位 我らコンタクティ
- 3 3位 ぼくらのフンカ祭
- 4 4位 ひきだしにテラリウム
- 5 5位 ネムルバカ
- 6 6位 RAIDEN-18
- 7 7位 ちーちゃんはちょっと足りない
- 8 8位 ヘルタースケルター
- 9 9位 山羊座の友人
- 10 10位 旅する缶コーヒー
- 11 11位 森山中教習所
- 12 12位 DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件
- 13 13位 志乃ちゃんは自分の名前が言えない
- 14 14位 ヘウレーカ
- 15 15位 永沢君
- 16 16位 透明人間の恋
- 17 17位 竜の学校は山の上
- 18 18位 世界の終わりと夜明け前
- 19 19位 告白~コンフェッション~
- 20 20位 式の前日
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1位 ルックバック
あらすじ
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
ユーザーレビュー
作品としてとんでもない完成度です。
ストーリーが様々話題にあがった作品ですが、漫画表現としてもとても優れていると思います。
一コマとして無駄なコマがなく、随所にメタフォリカルな心理描写や伏線などが駆使されており何度見ても楽しめます。
お金を出す価値のある漫画だと思います。
ユーザーレビュー
最高です。痺れました。
ずっとどきどきしていて眠れそうにありません。
2位 我らコンタクティ
あらすじ
冴えない会社員をしているカナエは、小学校時代の同級生中平かずきと再会する。彼はナゼか一人でロケット開発をしていた。かずきの驚くべき目的を知り、カナエは思わず脱力!だけど、二人は一緒にロケット開発をすることに!カナエとかずきが小学校の時に見たUFOも絡み、思いもよらぬ方向へ物語は進む!いくつかの短編漫画をアフタヌーン誌上に発表し好評だった森田るい氏が満を持して放つ初長編漫画!
ユーザーレビュー
ユーザーレビュー
「子どもの頃に見たUFOに映画を見せるため宇宙に映写機を飛ばす」っていうバカげたことに、大人の男女が本気で取り組んでいるのが素敵。ありがちな恋愛展開にもならないのも好みでした。
3位 ぼくらのフンカ祭
あらすじ
過疎の町、金松町は火山の噴火一発で温泉街へと生まれ変わる。この劇的な変化を受け入れられないクールな富山と、変化にノリノリな桜島の二人の高校生。この二人の友情は町の変化に伴いどう変化するのかの物語です。
ユーザーレビュー
懐かしく やるせなく 残酷で 美しい。
青春を思い出せる大人に響く珠玉の漫画ではないかと豪語したい。
青春なんて、決してかっこいーもんじゃない。
一方通行でもどれだけ本気でバカだったか。
何にもできない未熟さを追い抜く精神の時代が、青春の輝きなんじゃないかな。
理屈なしに爆笑して泣いた作品だよ。
ユーザーレビュー
コマが生き生きしていて、たぶん要素がすごくはっきりしているせい。
こうゆう男の子特有の友情が本当にうらやましいよ。
4位 ひきだしにテラリウム
あらすじ
ようこそ、ショートショートのワンダーランドへ。笑顔と涙、驚きと共感。コメディ、昔話、ファンタジー、SF……新進の気鋭、九井諒子が描く万華鏡のようにきらめく掌編33篇。
ユーザーレビュー
まさか一冊の中に33個もお話が収録されてると思ってませんでした。そのどれもがシュールで面白く、どこか教訓的な内容のお話もあり、とても楽しく読めました。
個人的に猫が好きなので、「神のみぞ知る」というお話がめっちゃハラハラして、かつ凄く面白かったです。
ユーザーレビュー
絵が上手なので見やすく、何回でも読める。
ただならぬ才能を感じる…。
5位 ネムルバカ
あらすじ
大学の女子寮で同室の先輩・鯨井ルカ&後輩・入巣柚実。バンド活動に打ち込む先輩は、いつも金欠ピーピー状態。これといって打ち込むもののない後輩はバイトの日々……。ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議な時間――。ぐるぐる廻る青春のアレやコレやを描いた大学生日常ストーリー。
ユーザーレビュー
なんの気なしに買ったこの短編集で一気に石黒正数が大好きになりました。
色々な短編集、単行本買ってますがこれは最高にオススメです!
ユーザーレビュー
ラストは非日常な感じですが、やっぱり日常を丁寧に描くのがうまい先生だなあ。
誰もが持つかも知れない悩みや負の感情、前向きな気持ちなんかを、面白おかしく描いています。
6位 RAIDEN-18
あらすじ
死体改造愛好家のマッドなタチバナ博士によっていろんな死体(相撲取りなど)をつなぎ合わせて造り出された怪物(クリーチャー)、その名は「雷電18号」!!
謎多きタチバナ博士と心優しくツッコミ上手な雷電18号が巻き起こす不謹慎いっぱいなコメディ!
ユーザーレビュー
読切の頃からファンですが、そのころの作品を思い出して懐かしくなりました。
ちょっとブラックなネタを入れてくるセンスが最高。
ユーザーレビュー
7位 ちーちゃんはちょっと足りない
あらすじ
「はぁ私たちはなんだか私たちって」いつも何かが欲しくって。中2女子・ちーちゃんとナツの日々日常。「空が灰色だから」の阿部共実、初の長編新作。
ユーザーレビュー
ほのぼのした日常、と思って油断して読み進めていくと、どんどん心がざわついて重たく鬱。
まさに阿部共実ワールド、独特の空気感で展開していく、何気わない日常の秀逸な描きっぷりが見事。
ユーザーレビュー
この作者なので覚悟はしていましたが、やられました…
『私は何もしないただの静かなクズだ』まさに自分を表すのにピッタリの言葉を突きつけられました。
ここまで共感できる物語に出会ったのは初めてで、衝撃的でした。
8位 ヘルタースケルター
あらすじ
ミステリアスな魅力でトップスターに上りつめた“りりこ”。だが、りりこには知られてはならない秘密があった。まばゆい世界の陰で、恐るべき事件と人々の思惑が絡みあい始める--。豪華キャストとスタッフで実写映画化。第7回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門優秀賞&第8回手塚治虫文化賞マンガ大賞受賞作品。鬼才・岡崎京子の、世紀を越えた傑作!
ユーザーレビュー
昔から超有名な作品だし、その存在はずっと前から知っていたのだが、本当に怖そうでスルーしていた岡崎京子の「ヘルタースケルター」。
感想が言葉にならんなあ。ただ、まとわりつくような、すっげえイヤな気持ちになったのは間違いない。
じゃあ読まない方がいいのかといえば、そんなことは全然なくて絶対読んだ方がいい。
ユーザーレビュー
苛烈のひと言に尽きる。「剥き出しの女」感はんぱない。岡崎京子初読みでした。今現在でもここまで人を揺さぶれる作品ってほんとうにすごいとおもう。
9位 山羊座の友人
あらすじ
松田ユウヤはある夜、同級生の若槻ナオトが殺人を犯した現場に遭遇する。陰惨ないじめの標的になっていた若槻は、追い詰められ相手を殺してしまったのだった。今までいじめを見て見ぬふりをしてきた罪悪感から、ユウヤは彼と逃げる決意をするが!? 少年二人の逃避行の果てに待つ、衝撃の真実。そしてあまりに切ない結末とは――
ユーザーレビュー
絵も上手いし、言うことなし!です。
ユーザーレビュー
18もいかない少年が心の内で自殺を決意しながら言う「僕はこのために生まれてきたんだ」が頭に貼り付いてなりません。
10位 旅する缶コーヒー
あらすじ
元グラビアアイドルが田舎に帰ってきたとき、そこにあったのは初恋と缶コーヒーの想い出。缶コーヒーが、十数年ぶりに再会する父と子の小道具ともなり、友情の意味を知る山ガールも缶コーヒーを飲みながら語る……。読めば読むほど引き込まれ、味わい深い贅沢なマキヒロチのオムニバス!!
ユーザーレビュー
全国各地、缶コーヒーをテーマにした人間ドラマ。
後書きにもあったがネタ集めの結果が話の幅の広さを出していると思う。
ユーザーレビュー
缶コーヒーってドリップコーヒーとはまったく別の飲み物。偏見かもしれないが、少し不幸せな感じを背負っている。100%幸せなシーンには、出てこない気がしている。
この漫画は、缶コーヒーのある風景を描いた、すこしほろ苦い話がいくつか。私は結構好きです。
11位 森山中教習所
あらすじ
佐藤清高くんはごく普通の大学生。ただ普通よりよく言えばクール。悪くいえば周囲に無関心、無感動。街道沿いの牛丼やで彼女を振っちゃったりできる。そんな彼がひょんな事から通う非公認自動車学校、森山中教習所。ここを舞台に清高くんの恋と車と夏の話が始まります。
ユーザーレビュー
真造圭伍デビュー作。
淡々とした登場人物。ドライな空気感。そしてユーモア。
そんな雰囲気に油断していると、突然現われるグッと来る場面。やられました。
ユーザーレビュー
人に興味を示さない主人公が、ほんの少し変化してゆく話。
人間に興味を持つことができない、世界になりつつあると思う。キャラクターが重要視される人間関係は、トピックしか重要でない。誰もがこの主人公のように、うわべを精一杯楽しむ、という方法でしか世の中を楽しめなくなっている世界から、じょじょに変化する姿は人に希望を与える。
私がもっとも評価したい漫画の一つ。
12位 DRAGON BALL外伝 転生したらヤムチャだった件
あらすじ
転落事故をきっかけに男子高生がヤムチャに転生!? ブルマとつき合えると喜んだのも束の間、彼はヤムチャがやがて死ぬ事を思い出す…!! 次々と強敵が訪れるドラゴンボールワールドで生き残る為、今ヤムチャが最強を目指す!!
ユーザーレビュー
まさかの強いヤムチャが見られるぜ、って漫画です。といっても、地球にきたベジータとの戦いぐらいまで。あの時のベジータと互角に戦えるヤムチャって信じられない。
ユーザーレビュー
同人的なマンガだがジャンプに承認されて出版されたのがもう面白い。
強いヤムチャもいいが、弱いままのヤムチャが置いてけぼりになっていく心の葛藤みたいなのを描写する展開も面白そう。
13位 志乃ちゃんは自分の名前が言えない
あらすじ
“普通になれなくて ごめんなさい”ヒリヒリ青春漫画のマエストロが贈る、もどかしくて、でもそれだけじゃない、疾走焦燥ガールズ・ストーリー。“自分の名前が言えない”大島志乃。そんな彼女にも、高校に入って初めての友達が出来た。ぎこちなさ100%コミュニケーションが始まる――。いつも後から遅れて浮かぶ、ぴったりな言葉。さて、青春は不器用なヤツにも光り輝く……のか?
ユーザーレビュー
人生に超えられない障壁があっても、支え合って生きればいい。社会は分かってくれなかったり聞く耳を持ってくれなかったり、辛いけど、、味方になってくれる人は必ず存在するから。
めちゃくちゃいい作品だと思う。
ユーザーレビュー
吃音の女の子の話。星5個では足りない。120個くらいつけたい。
最後にステージに上がるとかの方法では無い、客席からのカタルシス。素晴らしい。
14位 ヘウレーカ
あらすじ
紀元前二百余年、天才数学者が超大国・ローマ軍を震撼させた巨大軍事プロジェクトとは!?古代シチリアを舞台に、一大歴史ロマンが幕あける──!
ユーザーレビュー
タイトルの「ヘウレーカ」はアルキメデスが「アルキメデスの原理」を発見したときに叫んだ言葉で「わかった!」という意味だそう。
シラクサの戦いが舞台の歴史漫画。
登場人物が活き活きと描かれていて、面白かったです。
ユーザーレビュー
アルキメデスと彼の開発した古代兵器をめぐる人たちのお話。(ただし主人公はアルキメデスではない)。おもしろくないはずがない。ハンニバルかっこいい。ですが、岩明先生の関心は彼のような英雄よりも、人知れず歴史を陰で動かした人々にあるのでしょうね。
15位 永沢君
作者名 :さくらももこ
ジャンル:少女マンガ
出版社:集英社
掲載誌:りぼんマスコットコミックスDIGITAL
あらすじ
『ちびまる子ちゃん』の中でも異彩を放つキャラが多感な中学生男子となり主人公に! その名は「永沢君」! 藤木・小杉・花輪クンなど、おなじみのキャラクターも登場!
ユーザーレビュー
永沢くんのジメジメした性格が存分に堪能できて最高でした笑笑
ユーザーレビュー
16位 透明人間の恋
あらすじ
不可視な存在故、己が瞳にも投影不可。そして色を失った私の恋物語。 初告白の返事は「あんた、鏡見たことあんの?」その晩、鏡を見てみると眉毛はつながり、うっすらと…ヒゲ? 久々に見た自分の姿に田辺さんは一念発起するのですが…。 ほか注目の読みきり4編収録
ユーザーレビュー
確信。安藤ゆき先生の作品、好きです!!!(笑)
どれも構成に一捻りある素敵なお話。
ユーザーレビュー
透明人間の恋は自分を見つけてくれて、自分でも気づかなかった自分の気持ちを代弁してくれる人って…。素敵だと感じました。
17位 竜の学校は山の上
あらすじ
勇者は孤独な里帰り、女子中学生の天使は進学に悩み、ケンタウロスは馬車馬のように働く、今日も大学の上空には竜が飛ぶ……あたりまえのように、そこにある非日常。現実(リアル)と幻想(ファンタジー)が入り混じる「九井ワールド」へご案内!
ユーザーレビュー
気軽に読める短編集。どれもオチがいい。九井先生には『ダンジョン飯』で出会いましたが、この短編集を読んで、こういうことを日頃から考えている人だからダンジョン飯が描けるんだな……とわかりました。
ユーザーレビュー
RPGに浸かっていた身分にはとても心地よい作品。魔物と、感情移入しやすい行動に従うキャラクター達が物語に引き込んでくれる。いつまでも浸っていたい世界。
18位 世界の終わりと夜明け前
あらすじ
彼女との別れ話でもめていた友人・飯田に仲介役を頼まれた「俺」。だが、待ち合わせ場所に飯田が現れず、「俺」は飯田の彼女と2人でオールナイトのボーリング場に行く。いっそのこと飲みに誘おうかも考えたが、朝イチの会議までに企画書を完成させないといけない「俺」は、ただ無駄な時間をどうでもいい会話で費やしていく…。
ユーザーレビュー
「夜明け前」、展開が面白い。
父親が突然失踪する「日曜、午後、六時半」も好きな作品だ。
ユーザーレビュー
閉塞感のある生きづらさに満ちた世界で、何の変化もなくて、死にたくなるけれども、ふと、何か見方を変えることによってなにか肯定される感覚ってのがあるんだと思う。
19位 告白~コンフェッション~
あらすじ
J大学山岳部OBの浅井と石倉は、尾張山3200メートル地点で遭難をした。事故によって死を覚悟した石倉は、自分が過去に犯した“殺人”を告白してしまう。しかし、その時、眼前に山小屋が出現し、二人は一命を取り留めるが……。尾張の冬山を舞台にした緊張と恐怖の密室サスペンス。名匠の華麗な共演が生み出した最高のスリルと興奮!
ユーザーレビュー
かわぐち×福本の緊迫サスペンス作品。『生存』とともに名作!雪山の山小屋の中での、生き残るための2人の男の命がけの駆け引き!中盤以降のどんでん返しの連続は、最後の1ページまで読者を引き込んでいきます。
ユーザーレビュー
父の書棚から。原作は「カイジ」でおなじみの福本さん。作画は「ジパング」や「太陽の黙示録」でおなじみのかわぐちさん。心理描写がものすげぇ。
20位 式の前日
あらすじ
双子の兄弟、ワケありの親子、結婚をひかえた男と女…。“ふたりきり”という情景を温かく、鮮やかに切り取った珠玉の短編よみきり集。新進気鋭の著者・穂積のデビューコミックスにて最高傑作。
ユーザーレビュー
ユーザーレビュー
初めて読む穂積先生の作品。タイトル作品から始まり最後まで巧く作られた読み切りばっかりでした。みんなちゃんと「家族」(または似た感じ)の雰囲気に溢れててとても心地よかった。ほかの作品をチェックせずにいられないくらい素晴らしい一冊です。ありがとう。
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