家でも簡単に漫画を購入出来る電子書籍。今回の記事では国内で人気の8サービスに絞って、電子書籍ストア選びのポイントを解説し、格付け(ランキング)しました。主要8サービスとは、アマゾンkindle、コミックシーモア、めちゃコミック、ebookjapan、BookLive!、Renta!、楽天kobo、U-NEXTの8社です。ちなみに筆者は主要8サービスを10年に渡り使用していますので、この記事では各サービスの正直な感想をお伝えします。
※当記事は2023年時点の情報です。
格付け結果
まずは格付け結果からお伝えします。主要8サービスを、独断と偏見で各項目ごとに4段階評価で評価してみました。自分が重視する項目の評価が高いサービスを選んでみて下さい。(サービス名をタップすると、各電子書籍ストアにリンクします)
作品数 | 使いやすさ | 安さ | アプリ | 無料 | 入会特典 | 格付け | |
ebookjapan | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | ◯ | 1位 |
BookLive! | ◎ | ◯ | ◎ | ◎ | △ | ◯ | 2位 |
コミックシーモア | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | 2位 |
U-NEXT | ◯ | △ | ◯ | ◯ | △ | ◎ | 4位 |
楽天kobo | ◯ | ✕ | ◯ | △ | △ | △ | 5位 |
Renta! | △ | △ | △ | ◯ | ◯ | 1 | 6位 |
Kindle | ◎ | ✕ | ◯ | △ | △ | ✕ | 7位 |
めちゃコミック | ✕ | ✕ | △ | ✕ | △ | ✕ | 8位 |
各項目ごとの細かい評価については後述します。
こんな人にはこのサービスがオススメ!
「自分は電子書籍サービスに何を求めるか?」によって選ぶべきサービスは変わってきます。そこで、あなたにオススメのサービスを紹介するために、「このサービスはこんな人にオススメ」という視点からサービスを紹介してみます!
第1位 ebookjapanはこんな人にオススメ
- paypayやYahoo!を頻繁に利用する人
- 無料で漫画をたくさん読みたい人
- 様々なジャンルをまんべんなく読みたい人
- Yahoo!プレミアム会員になっている人、あるいは興味がある人
第2位 BookLive!はこんな人にオススメ
- とにかく安く漫画を買いたい人
- 漫画以外にも小説やラノベなども読む人
- Tポイントを貯めたい人
- 使いやすいアプリを使いたい人
第2位 コミックシーモアはこんな人にオススメ
- 女性向けの漫画を頻繁に読む人
- レビューが充実したサイトを使いたい人
- オトクな新規入会特典を受けたい人
- 購入・読み放題・レンタルなど多様な楽しみ方をしたい人
第4位 U-NEXTはこんな人にオススメ
- 漫画だけじゃなく動画も楽しみたい人
- 雑誌の読み放題も楽しみたい人
- 一度無料でサービスを試してみたい人
- 漫画を大量に読む人(40%ポイント還元)
第5位 楽天koboはこんな人にオススメ
- 楽天スーパーポイントを貯めている楽天ユーザー
第6位 Renta!はこんな人にオススメ
- BLやTLが好きな人
- レンタルで漫画を楽しみたい人
第7位 Kindleはこんな人にオススメ
- 海外の本を読みたい人
- Amazonユーザーで、イタズラにアカウントを増やしたくない人
第8位 めちゃコミックはこんな人にオススメ
- めちゃ犬が好きな人
各電子書籍ストアのメリット・デメリット
それではここから各電子書籍ストアについて深く掘り下げていきます。電子書籍ストアの特徴はそれぞれ異なりますので、ご自身の気になる電子書籍ストアの特徴を確認してみてください。
第1位 ebookjapanのメリット
まずはebookjapan(イーブックジャパン)のメリットからご紹介します。
無料で読める本が多くて探しやすい
ebookjapanは無料で読める本に力を入れています。
▼ebookjapanの無料まんがTOP画面
ebookjapanは無料漫画だけを集めたカテゴリーを作っており、無料で漫画を探したい人にとって非常に分かりやすいサイト構成になっています。
▼無料連載
無料連載も定期更新されているので、無料で読める漫画の数は豊富です。
▼ebookjapan無料ランキング
ランキングの表示も「有料⇔無料」を選択する事が出来ますし、「少女・女性向け漫画」と「少年・青年向け漫画」や「BL」などのジャンル分けして表示させる事も出来ます。
無料の漫画の探しやすさはNo.1だと思います。
初回ログインで50%OFFクーポンが貰える
ebookjapanに初回ログインをした時に、50%OFFクーポンを貰う事が出来ます。
最初の購入は非常にお得です。
PayPayで支払い&ポイントバック
ebookjapanでは電子マネー「PayPay」の「PayPay残高」が利用出来ます。ebookjapanはYahoo!傘下のサービスですので、PayPayとは相性が良いのです。
ebookjapanではPayPayボーナスライト(電子マネーとして利用できるPayPay残高)を貯める事も出来ます。以下のような仕組みです。
ebookjapanでは、キャンペーンの付与条件を、「付与率1%=クーポン値引き後のご購入金額(税込)の1%(小数点以下切捨て)」として、キャンペーンごとの付与率を適用した計算結果の合算金額相当のPayPayボーナスライトを付与します。
また、以下のキャンペーンのようにPayPayを使う事で超お得になるキャンペーンも適宜実施していますね。※下記のキャンペーンは終了しています。
Yahoo!のIDを持ってれば会員登録不要
ebookjapanはYahoo!IDで利用可能ですので、Yahoo!IDを持ってる方は新たに電子書籍用のアカウントを作らなくて良いのは大きなメリットですね。
Yahoo!プレミアム会員なら超お得に電子書籍を買える
ebookjapanはYahoo!プレミアム会員になると超お得にサービスを利用出来ます。
Yahoo!プレミアム会員なら毎週金曜日に電子書籍を買うと20%相当が戻ってきます(内訳は1%のebookjapanポイントと19%のPayPayボーナスライト)。
Yahoo!プレミアム会員の月額が462円(税抜)なので、月3,000円以上の漫画を購入する方は絶対に利用した方が良いです。
ebookjapanでしか売っていない本がある
ebookjapanでは、横山光輝さんの『三国志』や、赤塚不二夫さんの『おそ松くん』など、ここでしか読めない作品もラインナップされています。
独占配信コンテンツは電子書籍では珍しいのですが、これらの作品を読みたい場合はebookjapanを利用しないと読めません。
第1位 ebookjapanのデメリット
次にebookjapanのデメリットをご紹介。
Yahoo!を全く利用しない場合は利便性半減
ebookjapanはYahoo!との連携が手厚いサービスです。Yahoo!を利用してる人にはとても利用しやすい一方、そうではないユーザーにとっては利便性が半減するサービスとも言えます。
もしYahoo!IDの利用が嫌な場合は、2位のBookLive!やコミックシーモアを選ぶのが良いと思います。
小説やビジネス書のキャンペーンがイマイチ
小説やビジネス書を頻繁に購入したい場合は、ebookjapanはオススメではありません。キャンペーンの数や特集の数が少なく、主力商材ではないように見えます。
小説やビジネス書をたくさん読みたい場合は、2位のBookLive!のご利用を検討いただくのが良いと思います。
第2位 BookLive!のメリット
BookLive!(ブックライブ)のメリットからご紹介します。
現金値引きならBookLive!のクーポンガチャ
BookLive!の最も大きなメリットは現金値引きが出来るクーポンが当たる「クーポンガチャ」です。
▼BookLive!のクーポンガチャ
クーポンガチャとは、毎日引けるガチャで、漫画や小説に使えるクーポンが当たります。
このガチャでは最大50%OFFクーポンが当たるため、毎日挑戦して良いクーポンが出た時に漫画をまとめ買いするとかなりお得に漫画を購入出来ます。
他のサービスではポイントバック等の利用が当たり前になっている中、現金値引きが出来るクーポンをGET出来るのは非常に大きなメリットです。
アプリがシンプルで使いやすい
アプリがシンプルで使いやすいのもBookLive!の特徴です。
他のサービスはアプリに無料連載やらストアやらの機能が盛りだくさんで、動きがもっさりしている印象がある中で、BookLive!のアプリは「本棚アプリ」に特化しているために結構サクサク動いてくれる印象です。
▼iOSアプリ画面
こちらがアプリの本棚ですが、「どの本をDLしていなくて、どの本をDLしていて、どの本を読んだか、読んでいないか」が一目瞭然です。
新規入会で50%OFFクーポンが貰える
BookLive!もebookjapanと同じように、新規入会で50%OFFクーポンを貰う事が出来ます。
全ジャンル網羅型のサービス
BookLive!は漫画はもちろん、小説やビジネス書、ラノベやBLジャンル等にも力を入れているサービスです。
いずれかのジャンルが弱いなどという事は無く、どのジャンルにもきっちりとしたセールや特集が充実しているため、様々なジャンルの本を読む本好きの方にオススメできるサービスです。
T-POINTが貯まる・使える
BookLive!はTSUTAYAと提携しているサービスですので、Tポイントが貯まり、また購入に使う事も出来ます。
T-POINTカードを持っている人は多いので、万人受けしやすいサービスと言えると思います。
また、T-POINTカードを持っていなくてもT-POINTが貯まらないだけで、大きな損をするわけではありません。
第2位 BookLive!のデメリット
次にBookLive!(ブックライブ)のデメリットをご紹介。
無料サービスがやや弱い
BookLive!には無料連載が無いため、そのようなサービスを期待されている方は1位のebookjapanなどを使った方が良いと思います。
アプリにも無料連載などの機能はありません。
と言っても、電子書籍で無料で読める作品は実はあまり人気じゃない作品だったりするので、普通の作品をお金払って読みたい人には関係の無い事ですね。
第2位 コミックシーモアのメリット
BookLive!と同点で第2位にしたコミックシーモアです。
入会特典が豪華
コミックシーモアの入会特典は最も豪華です。
コミックシーモアはebookjapanやBookLive!と同じように入会特典として50%OFFクーポンがあり、更に「初回購入作品を1冊まるまるポイントバック」という2つ目の特典まで付いてます。
この特典は、電子書籍ストアの新規入会キャンペーンの中で最も豪華と言えると思います。
レビューが充実している
コミックシーモアはレビューが多く購入時の参考になる意見を数多く拾えるサービスです。
▼『私たちはどうかしている』のレビュー(一部)
一つの漫画に1000件以上のレビューが付いてる事も珍しくなく、レビューの充実度に関しては圧倒的です。Amazonをも凌駕していると思います。
特に女性向けの作品のレビューは充実しており、購入時にレビューを参考にされる方にとっては大きな味方になってくれる事でしょう。
女性に人気のサービス
コミックシーモアは女性に人気のサービスです。TVCMにも女性に人気の高橋一生さんが起用されていますね。
女性に向けたサービスが非常に充実しており、それが検索性の良さやレビュー機能の充実など細やかな所に反映されています。
▼コミックシーモアの人気コミックランキング
ランキングを見ても女性に人気の作品が上位にランクインしている事が多いです。
購入・読み放題・レンタルなど多様な楽しみ方が出来る
コミックシーモアは、購入のほかに「レンタル」や「読み放題」など、多様な漫画の楽しみ方が出来ます。
▼シーモアレンタル
▼シーモア読み放題
購入するだけの選択肢ではなく、レンタルや読み放題の選択肢があるのは他のサービスとの大きな差別化ポイントです。
※レンタルや読み放題には人気作がラインナップされていない事がありますのでご注意ください。
第2位 コミックシーモアのデメリット
コミックシーモアのデメリットもご紹介します。
現金値引きが弱い
コミックシーモアは基本的にポイントで還元する事が多いため、決済の時に現金値引きをしてもらえる機会は少ないです。
現金値引きを求める方は、BookLive!を利用されるのをオススメします。
他サービス(ポイント)との互換性
コミックシーモアはTポイントが利用できたり、楽天スーパーポイントが利用できたり、という事がありません。
すべてコミックシーモアの独自ポイントで完結しているために、漫画で貯めたポイントを他のサービスで利用したり、他のサービスで貯めたポイントを漫画で利用したり、ということは基本的には出来ません。
こちらを気にする場合は、ebookjapanやBookLive!やkoboを選択するのが良いと思います。
第4位 U-NEXTのメリット
U-NEXTのメリットをご紹介します。U-NEXTは月額制の動画配信サービスですが、漫画や雑誌も読む事が出来ます。
雑誌が読み放題
U-NEXTは1990円(税抜)の月額で、動画見放題に加えて雑誌が読み放題となります。
更に1200ptのU-NEXTポイントが毎月1日に付与されるため、そのポイントを活用して漫画や書籍を購入する事が出来ます。
漫画を毎月1200円購入する方であれば、差額の790円で動画見放題+雑誌読み放題となるわけです。
私は動画もたくさん見るし漫画もたくさん読むので、U-NEXTは非常にコストパフォーマンスの良いサービスだと感じています。
無料トライアルでも600pt獲得出来る
U-NEXTは月額1990円のサービスが31日間無料トライアルが可能です。
更に、31日間の無料トライアルに登録すると、漫画や書籍にも使える600ptを貰う事が出来ます。
こちらは無料で貰えるサービスとしては最高だと思います。
31日以内で解約すればお金はかかりませんので、一度お試ししてみる価値はあると思います。
40%ポイントバックを受けられる
U-NEXTは月額1200ptを超えて漫画を購入する際、40%のポイントバックを受ける事が出来ます。
※iOSアプリのUコイン決済、キャリア決済の場合は、20%がポイントで還元されます。
※U-NEXTポイントの消費は、ポイント還元の対象外です。
大量に漫画を購入する方は、この仕組を使うとかなりお得に漫画を購入出来ます。ただし、アプリで決済してしまうとポイント還元が20%になってしまうので、必ずWEBで決済する事を忘れないでください。
第4位 U-NEXTのデメリット
U-NEXTのデメリットもご紹介します。
月額料金が高い
U-NEXTのネックは月額の1990円(税抜)です。
動画に興味が無く、純粋に漫画や書籍だけを楽しみたい方にはオススメできません。
ただし、他の動画サービスも併用で利用されている場合は、そちらを解約してU-NEXTに一本化してしまった方が経済的になる可能性はあると思います。
無料サービスや特集が弱い
U-NEXTは動画メインのサービスですので、漫画や書籍の無料サービスや特集の質は他のサービスよりも劣ります。
レビュー機能も無く、ランキングのラインナップを見ても本来の売れ筋から少しズレていると感じる事も少なくありません。
レビューやランキングなどの機能を重視される場合はコミックシーモアなどの利用をオススメします。
第5位 楽天koboのメリット
次は楽天koboのメリットです。
楽天スーパーポイントが貯まる・使える
楽天koboの魅力はやはり楽天スーパーポイントでしょう。
漫画は単価の低い商品ですので、少し余った楽天スーパーポイントを使うのにピッタリです。
また、楽天市場同様、100円ごとに1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まります。
スタートボーナスが貰える
楽天koboでは、初めて電子書籍を購入(2500円以上)すると1000ポイントを貰う事が出来ます。
ただし、2500円以上という制約がある上に還元率もコミックシーモアやBookLive!と比較して良くないため、あまり大きなメリットにはなっていない現状です。
第5位 楽天koboのデメリット
楽天koboのデメリットです。
本が探しにくい
楽天koboは「楽天ブックス」というサービスの中に電子書籍が含まれているため、サービスの構造が複雑で本が探しにくいです。
整理されているコミックシーモアやBookLive!と比較してもらえれば一目瞭然ですが、目的の本やトレンドの本を探すのに一手間かかってしまいます。
また、ジャンルの整理などが曖昧な部分も多いように感じる事もあり、電子書籍ストアとして気を配るポイントに気を配れていない印象です。
現金値引き少なく、楽天ユーザー以外は魅力半減
即時で値引き出来るクーポンを配布するBookLive!と違い、現金値引きが少ない点はデメリットです。
楽天koboは楽天スーパーポイントに還元機能を集約しているため、楽天ユーザー以外はお得感の少ないサービスだと思います。
第6位 Renta!のメリット
次はRenta!のメリットです。
BLやTLの独占先行配信コンテンツ多数
Renta!はBLジャンルやTLジャンルに強く、先行配信作品を毎月多数ラインナップしています。
▼Renta!のBL作品
BLジャンルやTLジャンルの作品を読みたい方はRenta!がイチオシです。
「読みたい作品がRenta!でしか読めない」という事も多々あるかと思います。
レンタルで安く読める
Renta!はそのサービス名にもなっている通り、48時間のレンタルサービスが大きな特徴です。
レンタル作品の中には100ポイント(100円)でレンタル出来る作品も多く、安く漫画を楽しむ事が出来ます。
もちろん48時間のレンタル以外にも無期限レンタルがあるため、何度でも読みたいニーズに答える事が出来ます。
タテ読みが出来る
Renta!はタテ読みに対応している数少ない電子書籍ストアです。
タテ読みとは、スマホに適した縦スクロールで漫画を読める形式の読み方です。
▼Renta!のタテ読み機能
第6位 Renta!のデメリット
次はRenta!のデメリットです。
小説・ビジネス書・雑誌のセールや特集が皆無
Renta!はほぼ漫画特化のサービスと言って良いサービスです。
もし小説やビジネス書や雑誌コンテンツに興味がある場合は、Renta!は向かないと思います。
複合的にセールが充実しているBookLive!などをオススメします。
ポイント還元やクーポン値引きが少ない
Renta!は他のサービスと比較してポイント還元やクーポン値引きが弱い印象です。
漫画をたくさん買いたい人にとっては、お得感の薄いサービスと言えるかもしれません。
ポイント還元を期待したい場合はebookjapanやコミックシーモアを、クーポン値引きを期待したい場合はBookLive!をオススメします。
第7位 Kindleのメリット
次はKindleのメリットです。
Amazonアカウントを使える
Kindle最大のメリットはAmazonアカウントをそのまま使える事でしょう。
ECサイト(通販サイト)のアカウントをイタズラに増やしたくない方は多いと思います。
Amazonを頻繁に利用されていて、Amazonプライムでプライムリーディングなども活用している場合は、本の管理も一元化されてスッキリすると思います。
Kindleでしか読めない洋書や小説が多数
Kindleには、他の国内電子書籍サービスでは読むことの出来ない海外の本(洋書)が多数ラインナップされています。これはKindleがもともとアメリカのサービスであり、そのラインナップをそのまま日本でも展開している事によって実現されています。
もちろん英語の本なので読む人は限られますが、もし興味がある場合はKindle一択です。
また、Kindle独自の出版サービスである「Kindle ダイレクト・パブリッシング」で出版された本は、Kindleでしか読むことが出来ません。具体的には、日本の出版社を通さずに直接Amazon(Kindle)と契約して出版された本の数々です。そのような本に興味がある場合も、もちろんKindle一択です。他のサービスでは読むことが出来ません。
第7位 Kindleのデメリット
次はKindleのデメリットです。
アプリが非常に使いにくい
KindleはiOSアプリ、Androidアプリが他のサービスと比較して非常に使いにくいです。
アメリカの企業独特のUIというか、日本の漫画等の文化にローカライズされていないUIというか、とにかく使い勝手が悪いです。
本のDLのスピードももっさりしている感じがしますし、エラーが出る事もしばしば。
本が好きで、1日に何度も本を開く方にはオススメしません。サクサク動いてくれるBookLive!などが良いと思います。
特集という概念が無い
Kindleストアには特集という概念が無く、他のサービスが展開しているような「この漫画が◯◯の理由で面白いよ」というような特集ページがありません。
良くも悪くもAmazonのUIそのままというイメージです。シリーズ物となる漫画の検索性も良くないですし、日常的に使うには中々難しいというのが正直な所です。
第8位 めちゃコミックのメリット
めちゃコミックのメリットです。
無料連載が豊富
めちゃコミックは無料連載が豊富です。
▼めちゃコミックの無料マンガコーナー
2020年4月17日時点で7494作品49585話以上が無料となっており、かなり無料の作品を楽しめると思います。
第8位 めちゃコミックのデメリット
最後にめちゃコミックのデメリットです。
月額コースへの入会が必須
めちゃコミックは月額コースの利用が必須のサービスです。
最低でも330円のコースに入らなければならず、しかも月額コースで手に入れたポイントは6ヶ月で失効してしまうため、かなりシビアなサービスです。
今回紹介したサービスはめちゃコミックとU-NEXT以外は全て従量課金制ですが、めちゃコミックとU-NEXTだけは月額課金が必須となります。
読みたい時に読みたい数だけ買うのではなく、読みたくない時にも本を買わなければいけないのは使い勝手が悪いです。
小説やビジネス書や雑誌のラインナップ無し
めちゃコミックは基本的に漫画専門のサービスのため、小説やビジネス書、一般雑誌などのラインナップはありません。
これらのコンテンツを読む可能性がある場合は、違うサービスを選ぶべきでしょう。
ページ読みが出来ずにコマ読みのみ
めちゃコミックはページ読み(普通の漫画を読む時と同じ、ページごと表示する読み方)が出来ません。
コマ読みと言われる、一コマ一コマをタップして進んでいく読み方のみのため、解像度が荒く、私は非常に読みにくいです。
本棚アプリが無い
めちゃコミックは専用の本棚アプリを持っていません。すべてWEB上でストリーミングをしながら読む形となります。
ダウンロードしておけばオフラインでも漫画が読める本棚アプリの存在は、電子書籍では必須だと思いますので、本棚アプリの無いめちゃコミックはあまりオススメ出来ません。
※めちゃコミックサービスとはまた別の連載マンガアプリは存在します。
※今回紹介した他のサービスは全てアプリを出しています。
関連記事
いかがでしたでしょうか?
あなたに合った電子書籍ストア選びの参考にしていただければ幸いです。
以下の記事も電子書籍ストアについて書いておりますので、是非ご参考にしてみてください。
▼ebookjapanレビュー
▼BookLive!レビュー
▼コミックシーモア&めちゃコミックレビュー