当記事では漫画『キングダム』の尾平(びへい)について魅力を徹底的に考察していきます。尾平は主人公・信の率いる飛信隊の兵士で、古参メンバーです。そん尾平について、解説していきます。
尾平の来歴
まずは尾平の来歴からご紹介します。
百姓あがりで信と同郷の出身
尾平はもともと百姓で、信と同じ城戸村の出身です。信いわく”チンピラ”で、小さい頃から信とは顔見知りで、喧嘩もしていました。
信と同郷という事で、漂の事も知っています。飛信隊の中で漂の事を知っている唯一の存在でもあります。尾平は漂の葬儀にも行きました。
信にとっての初陣、そして尾平にとっての初陣となる魏との戦では、澤圭・信・羌瘣・弟の尾到と同じ伍に組み込まれます。縛虎申という特攻好きの千人将の隊に組み込まれますが、なんとか信や羌瘣の活躍もあり、初陣を生き延びました。
鄴編では三什長へと昇進してます。
©原泰久/集英社
長く横にハネた髪の毛と出っ歯が特徴的なキャラクターです。
▼信について書いた記事はこちら
尾到の兄
尾平は弟の尾到と共に戦場に出ました。
その尾到と共に100人隊で結成された飛信隊に組み込まれ、その戦で尾到は信を守って命を落としてしまいます。
©原泰久/集英社
最後まで身体を張って信を守り抜いた尾到の事を尾平は誇らしく思い、「よくがんばったなァ…」の言葉と共に涙を流して尾到の死に立ち会いました。
尾平は尾到の分の思いも背負って戦場で戦い続けます。
許嫁がいる
尾平には城戸村に東美ちゃんという許嫁?がいます。
宴ではよく東美ちゃんの話をしますね。
武力は無いが、ここ一番の勇気はある
尾平は武力に優れた兵士ではありません。
相手をなぎ倒すシーンや斬るシーンは殆ど描かれませんが、その代わりにここ一番での勇気を持っています。
印象的なのは信が龐煖と初めて相まみえ、戦った時。信は龐煖に殺されてしまいそうになりますが、弟の尾到・澤さんと共に助けに入りました。
この時に尾平らが信を助けなければ、信はおそらく龐煖に殺されていた事でしょう。
尾平が登場したのは何巻?
尾平が初登場したのは5巻です。
お調子者な性格でムードメーカー
尾平はお調子者な性格で、飛信隊のムードメーカー的存在です。
活躍するのは戦場ではなく宴。宴が一番生き生きとします。
自分の自慢話や、あるいは味方の恥ずかしい話などをするのが大好きです。
飛信隊から勘当される
尾平といえば、一時的に飛信隊から勘当されるエピソードが有名です。
それは黒羊との戦いで起きました。桓騎軍の那貴と交換で一時的に飛信隊から桓騎軍に移って行動していた時に、村人から奪った腕飾りを桓騎兵から貰いました。
それを信に見つかり「焼かれた村の人間のものだとは考えなかったのか?」「二度と飛信隊に戻ってくるな 尾平」と言われてしまいます。
また羌瘣からも「何年飛信隊をやってるんだ お前は同郷で…古参で一番長い人間のくせに…全く信のことが…全く飛信隊のことが分かってないじゃないか!!」と言われてしまいます。
一度は信に勘当され、村に帰ろうと思った尾平でしたが、信の事をバカにする桓騎兵の話を黙って聞いてられず、自分の信への思いや飛信隊への思いを再確認したのでした。
©原泰久/集英社
この後、桓騎兵にボコボコにされた尾平のもとに信が訪れ、二人の飛信隊への思いや信の天下の大将軍への思いを語り、最後は尾平が「もう一度飛信隊に入れてくれよ…反省してるから」と謝罪して、再び飛信隊に戻る事が決まりました。
この時の二人の会話はテントの外の飛信隊のメンバーにも漏れ聞こえており、飛信隊の結束を更に深める出来事となりました。
歩兵隊で使う武器は槍
尾平は騎兵隊ではなく、歩兵隊です。
そして使ってる武器は槍です。
尾平は実在した?
尾平は実在したのでしょうか?
筆者の調べによると、尾平は実在してない人物とみられます。『キングダム』のオリジナルキャラクターですね。
オリジナルキャラクターではありますが、尾平は飛信隊にとって非常に重要な役割を果たすキャラクターとなっていますね。
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