当記事では漫画『キングダム』の我呂(がろ)について魅力を徹底的に考察していきます。我呂は主人公・信の率いる飛信隊の隊員で、元麃公兵でもあるキャラクターです。そんな我呂について、解説していきます。
我呂の来歴
まずは我呂の来歴からご紹介します。
元麃公兵で飛麃
我呂は飛信隊の古参メンバーではなく、元麃公兵として、麃公の死後に飛信隊に加入しました。飛信隊に加入後は「飛麃」という名の乱戦特化兵の中核を担います。
同じく元麃公兵の岳雷と同じタイミングでの飛信隊への加入ですね。
©原泰久/集英社
後ろで結った茶髪にあごヒゲ、釣り上がった目と右頬の傷が特徴的なキャラクターです。元麃公兵は死線をくぐり抜けた兵士が多いからか、顔に傷が付いてるキャラクターが多いです。
▼信について書いた記事はこちら
▼岳雷について書いた記事はこちら
ニヒルな性格で物怖じせず自分の意見を言うタイプ
我呂はニヒルな性格で、素直な性格の多い飛信隊の中では珍しいキャラクターです。幹部の命令に対して、クレームのようなツッコんだ意見を言うのはいつも我呂です。
©原泰久/集英社
特に印象的なのは、黒羊の戦いで渕さんが渡河の難しい仕事を任された時。
我呂は「渕副長に任せて大丈夫なのかよ」と、厳しい意見を言います。
位としては信より下に当たる我呂ですが、常に自分の意見は包み隠さずに信や河了貂にぶつけます。他の兵士では口に出せないような事も、我呂は迷わず口に出します。彼の意見は核心を突いている事もあり、我呂のニヒルな性格は飛信隊にとっては欠かせないものになりつつあります。
また、口数の少ない岳雷と共に「飛麃」として行動しているという事もあり、岳雷の分まで我呂がコミュニケーションを取っている印象があります。
我呂が登場したのは何巻?
我呂が登場したのは33巻です。
飛信隊の特攻隊長的な役割
我呂は飛信隊の特攻隊長的な役割を担っている事が多いです。
明確に特攻隊長と書かれているわけではありませんが、「よし、突っ込むぞ!」や「行けェ!!」と先陣をきって相手に突入しているシーンがよく描かれるため、おそらくそのような性格や役割なんだと思います。
信にはタメ語
我呂は隊長である信に対して常にタメ語で喋ります。
副長の渕さんや楚水が「信殿」と言うのに対して、我呂は信に敬語を使っているどころか若干命令口調で喋ります。
印象的なのは河了貂が魏の凱孟に攫われた時、「河了貂ってお前の女なのか?」と問いただしたシーンです。
信の事を「お前」と呼んでいる事から、信より間違いなく年上であろう事が分かります。また、このシーンでも皆が聞きにくい事をズバッと聞くのが我呂らしいですね。
一方で岳雷の事は「ダンナ」と呼んでいます。
騎兵隊で使う武器は矛
我呂(および飛麃)は歩兵隊ではなく騎兵隊です。
また我呂が使っている武器は長めの矛です。岳雷や田有が持っている矛と形状は似ています。
我呂は実在した?
我呂は実在したのでしょうか?
筆者の調べによると、我呂は実在してない人物とみられます。『キングダム』のオリジナルキャラクターですね。
オリジナルキャラクターではありますが、我呂を始めとする飛麃のメンバーや岳雷は飛信隊にとって非常に重要な役割を果たすキャラクターとなっていますね。
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