当記事では漫画『キングダム』の那貴(なき)について魅力を徹底的に考察していきます。那貴は中性的な顔立ちとクールな性格で密かな人気キャラクターの一人です。そんな那貴について、解説していきます。
那貴の来歴
まずは那貴の来歴からご紹介します。
元々は桓騎軍の幹部
那貴は元々、桓騎軍の幹部メンバーで千人将でした。那貴一家(おそらく盗賊系の一族)の首領と思われます。
飛信隊との関係が始まったのは、趙の黒羊丘を巡る戦いでの「隊の入れ替え」がきっかけです。「隊の入れ替え」とは桓騎軍特有の隊員の入れ替えで、飛信隊と一時的に行動を共にしました。
©原泰久/集英社
特殊な戦い方をする桓騎の意図を、連携する隊にも伝える目的で隊の入れ替えは行われました。
桓騎軍から飛信隊へ
那貴は黒羊での戦いをきっかけに、桓騎軍から飛信隊へ移ります。
©原泰久/集英社
桓騎軍から他の隊に移るというのは、普通なら怖いはずです。なんせ首領は首切り桓騎なのですから。
しかし、この時に那貴が言った
飛信隊で食う飯ってうまいんスよね。意外と。
という言葉は、那貴が飛信隊に移った大きな理由が表れています。
虐殺や略奪を平気で行う桓騎軍よりも、そのような事を行わない精神的に充実した飛信隊の方が水に合っていると感じたのだと思います。
▼信について書いた記事はこちら
尾平を救う
那貴は、尾平の事を救ったエピソードが印象的です。
桓騎軍・雷土一家の兵士が信の悪口を言っていた時、それを聞いた尾平は彼らに殴りかかりますが、逆にボコボコにされてしまいます。
殺すほどの勢いでボコボコにされる尾平でしたが、那貴が止めに入る事で尾平は一命を取りとめました。
©原泰久/集英社
この時、「俺がキレたら雷土よりもおっかねェぞ」と脅しをかけ、雷土一家のメンツを一睨みで撃退しました。
この時の尾平の信への思いを聞いた那貴は、飛信隊への移籍に心が動いたのだと思います。
心に残る桓騎軍への思い
飛信隊の一員としての忠実に戦い続ける那貴ですが、桓騎軍への思いが心に残っているように見える場面もありました。
それは趙の鄴を攻める際に、桓騎軍が行軍の足止めをしてくれる場面で、那貴は少し物思いにふけった表情を見せます。
それを察した楚水が那貴に声をかけて、那貴は我に帰ります。
この時の那貴が何を思っていたのか、どんな感情だったのかは分かりませんが、何か桓騎軍に対して思うところがあるのは間違いないでしょう。
那貴は実在した?
那貴は実在したのでしょうか?
筆者の調べによると、那貴は実在してない人物とみられます。『キングダム』のオリジナルキャラクターですね。
桓騎軍と飛信隊という両極端な軍を経験している那貴は、今後も飛信隊にとって重要な役割を果たしてくれることでしょう。
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