当記事では漫画『キングダム』の蒼仁・蒼淡(蒼兄弟)について魅力を徹底的に考察していきます。蒼仁・蒼淡(蒼兄弟)は主人公・信の率いる飛信隊の兵士で、新しく飛信隊に加入したメンバーの1人です。そんな蒼仁・蒼淡(蒼兄弟)について、解説していきます。
蒼仁・蒼淡の来歴
まずは蒼仁・蒼淡(蒼兄弟)の来歴からご紹介します。
2人兄弟
蒼仁と蒼淡は二人兄弟です。
©原泰久/集英社
蒼仁は小柄な体型に、八重歯が見えているのが特徴です。
弟の蒼淡は巨体に優しい顔をしているのが特徴です。二人とも飛信隊のメンバーです。
飛信隊の入隊選抜試験で入隊
蒼仁と蒼淡は5000人隊となった飛信隊の入隊選抜試験で初登場します。
二人はとんでもない腕の実力を持っていますが、基礎能力(体力)が無かったため、試験には落ちてしまいます。
しかし落選した彼らのそばを信や河了貂が通り過ぎる際、「弓なら自信がある」と言い、弓の腕前を披露する事に。
河了貂から「体力試験で落ちてる分、弓実技で皆の倍の距離から正確に的を射抜くぐらいしないと残れないよ」と言われてしまいましたが、結果は普通の人の10倍以上の距離から正確に的を射抜いて見せるのでした。(兄弟揃って)
©原泰久/集英社
▼信について書いた記事はこちら
父は中華十弓の蒼源
蒼仁・蒼淡の父は蒼源という、秦で唯一人、中華十弓に名を連ねた弓の達人です。
中華十弓に数えられた蒼源は麃公軍の兵士の一人で、弓騎兵だけで構成された遊撃隊を率いていました(名前は蒼弓隊)。
更に蒼源は飛信隊の岳雷と深い関係にあります。
ある戦場で窮地に陥った隊を救いに行った蒼弓隊(蒼仁・蒼淡の父が率いる弓隊)は、敵の多大なる伏兵に遭い破れましたが、そこで救われたのが岳雷のいた隊だったのです。
©原泰久/集英社
そんな過去があったため、岳雷は蒼仁・蒼淡に初めて合った際に頭を下げます。
弓の実力は中華十弓クラス
蒼仁・蒼淡の実力は中華十弓クラスです。
というのも、中華十弓は元々、趙・武霊王の時に全土から弓自慢を集めて腕くらべをして、その時の上位10人をそう呼んだのが始まりでした。そこで優勝した金令が、500歩離れた的に対して十射中八射、射抜いたとのことでした。
蒼仁・蒼淡の二人はその距離から十射中十射、的を射抜くシーンが描かれました。弓の実力だけならば当時の中華十弓と肩を並べるレベルという事ですね。
手が震えた初陣
蒼仁・蒼淡の二人の初陣は、二人にとって忘れられないものになりました。趙の列尾という城を、飛信隊と山の民で落とすという初陣でした。
山の民が城を落とすための援護射撃を託された蒼仁・蒼淡でしたが、蒼仁は手が震えてしまい、蒼淡は最後まで人を狙う事が出来ませんでした。
二人は人を射った事が無く、また、自分たちの弓の実力であれば相手を必ず死に追いやる事が分かっていたからです。
それでも蒼仁は覚悟を決め、飛信隊の中で第一武功とも言える成果を残しました。一方の蒼淡は最後まで敵を討つ事は出来ませんでした。
そんな初陣を終えて落ち込んでいた蒼仁を支えたのが河了貂。
河了貂は「震えてこその飛信隊だよ」と蒼仁に伝え、「その優しさと弱さは、これから強くなれる証だ」と蒼仁を勇気づけるのでした。
蒼仁・蒼淡が登場したのは何巻?
蒼仁・蒼淡が初登場したのは45巻です。
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