当記事では漫画『キングダム』の秦国の将軍・縛虎申(ばくこしん)について魅力を徹底的に考察していきます。縛虎申は信の初陣・魏との戦いで千人の部隊を率いた千人将で、その戦で亡くなってしまいます。とにかく死地に突撃する縛虎申の性格や特徴について漏れなく書いていきたいと思います。
縛虎申とは?
まずは簡単に縛虎申のパーソナリティご紹介します。
麃公軍の千人将
縛虎申は、麃公軍の千人将です。
©原泰久/集英社
縛虎申は信の初陣・魏との戦いで、麃公軍の千人将として登場します。当時の位では、壁も千人将でしたので、信は壁軍になるか、縛虎申軍になるか、という所でしたが、縛虎申軍になります。
▼麃公について詳しく書いた記事はこちら
とにかく突撃する男
縛虎申はとにかく突撃を信条とする男です。
©原泰久/集英社
魏との戦いでも、かなりの寡兵で丘に陣取る宮元の首を獲ろうと、突撃します。
部下は一様に「えぇぇ~!!!」という表情をしていて、いかに作戦が無茶なのか伝わります。
あの無茶な信ですら、少し驚いています。
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味方がやられた時ほど無茶をする
縛虎申は「味方が大勢やられた時ほど無茶をする」という性格です。
©原泰久/集英社
同格の千人将たちからも「バカ」と言われるほどの突撃男です。
縛虎申は無茶でおバカな男ですが、味方を大切に思う千人将でもあるのかもしれません。少しだけ信と通ずる所があるかもしれませんね。
信の初陣が縛虎申の下だったのは、良くも悪くも信の戦い方に影響を与えたと思います。
味方を斬る
「味方が大勢やられた時ほど無茶をする」という縛虎申ですが、部下を斬るシーンも描かれます。
©原泰久/集英社
これは戦の全容を縛虎申から聞こうとした部下(歩兵)に対して、「歩兵ごときが戦の全容を知る必要はない!」と一蹴したシーン。
それに口答えした部下を「上官に口答えするな貴様っ」と斬ってしまいます。
これは人の上に立つ者として未熟な行動と言わざるをえないですね。「歩兵ごとき」という言葉遣いも、部下への敬意を感じられません。
この辺りの未熟さは、他の秦の武将よりも見劣りする所でしょう。
信への教え
縛虎申は初陣だった信に、大切な言葉も残します。
©原泰久/集英社
信の馬や、自身の馬が限界を超えて丘の奪取のために走り抜いてくれた時、このような言葉をかけます。
主のために死力をふりしぼる。いい軍馬とはそういうものだ。そういう馬の主になれたら、悲しみではなく誇りで送ってやれ。
これはこれから人を率いていく信にとっても、非常に重要な言葉となります。
この時は馬でしたが、「馬」を「人」に置き換えても良い言葉だと思います。
人を率いる将軍ならば、自分のために死力をふり絞ってくれた兵士たちへの心持ちとして、かなしみではなく誇りで送ってあげることは重要かもしれませんね。
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