当記事では漫画『キングダム』の田有（でんゆう）について魅力を徹底的に考察していきます。田有は主人公・信の率いる飛信隊の古参隊員の一人で、巨大な体格と腕っぷしの強さが印象的です。そんな田有について、解説していきます。
田有の来歴
まずは田有の来歴からご紹介します。
飛信隊結成以前から登場している大男
田有は飛信隊が結成される以前から『キングダム』に登場しています。
信にとっての初陣となった魏との戦いから、「一緒の組に入れ！」と、他の歩兵たちから引っ張りだこでした。初登場時から体格の良さが際立っているキャラクターです。
©原泰久/集英社
この時から田有の腕っぷしの強さは歩兵の間で知れ渡っているようですね。
飛信隊の古参メンバーで千人将
田有は飛信隊の古参メンバーの一人で、飛信隊としての初陣・100人隊の時からのメンバーです。
そして現在（2020年5月時点）は千人将として、飛信隊の将校メンバーとなっています。
巨体を生かして、同じく巨体の竜川と共に飛信隊の攻撃や守備の中核を担っています。
飛信隊の千人将といえば、岳雷や那貴と同じ位になりますね。
また、飛信隊の大旗を振っているシーンも描かれますので、巨体を生かして大きな旗を掲げる役割も果たしています。
▼信について書いた記事はこちら
田有のモデルは原先生の元同僚・有田さん
田有にはモデルとなっている人がいます。
それは原先生の会社員時代の同僚である有田さん。
有田さんの文字の並びを変えて、田有という名前のキャラクターを作ったと原先生は語っています。
原先生は漫画家の前に電機メーカーにプログラマーとして就職しているため、その頃の同僚という事ですね。
使っている武器は大きな矛
田有は大きな矛を使っています。
©原泰久/集英社
まるで王騎の矛と見紛うかのような巨大な矛は、田有の屈強な肉体あってこそ操れるものです。
飛信隊トップの腕っぷし
田有は巨体のキャラクターで、竜川と並んで飛信隊トップクラスの腕っぷしの強さを誇ります。
体格の上では竜川より2回り小さいとのことですが、それでも田有も巨体。飛信隊でもトップクラスの巨体を誇ります。
また、飛信隊で最も大きな竜川を戦場に連れてきたのも実は田有です。
桓騎兵に殺されかける
田有は一度、桓騎兵に殺されかけた経験があります。
虐殺を行った桓騎軍に飛信隊が殴り込みをかけた時、羌瘣が桓騎の首に刃を向けます。その時に桓騎に「オイそこの大男の首を今すぐかき斬れ」と言い、田有を人質に取られてしまいました。
羌瘣は酷く動揺してしまい、田有は本当に殺される直前のところで尾平が駆けつけてなんとか一命を取りとめました。
田有は実在した？
田有は実在したのでしょうか？
筆者の調べによると、田有は実在してない人物とみられます。『キングダム』のオリジナルキャラクターですね。
オリジナルキャラクターとはいえ、田有と竜川の二人は飛信隊の戦術上でも重要な役割を果たしているため貴重な戦力となっています。
信の天下の大将軍への道を支える大切なキャラクターですね。
原作コミックス紹介
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作者：原泰久
ジャンル：青年マンガ
出版社：集英社
掲載誌・レーベル：週刊ヤングジャンプ
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