当記事では、漫画『キングダム』に登場する桓騎軍の厘玉(りんぎょく)について考察します。登場するときはいつも桓騎のそばにいる謎の人物。今回の記事では、「どんな役割の人なの?」「桓騎軍の幹部なの?」などについて書いていきます。
厘玉(りんぎょく)とは?
まずは厘玉の基本情報からご紹介。
©原泰久/集英社
桓騎の側近
厘玉といえば、まず上げられるのが桓騎の側近としてのイメージ。
桓騎が作戦を立てるときなど、厘玉が側にいることは多いです。頭の回転が早く、相槌がうまいのも厘玉の良いところですね。
桓騎は何かを相談する時、厘玉かオギコに話しかけているシーンが多いです。話しかけやすいんでしょうか。気に入っているんでしょうか。
ジョーカーのよう印象的な顔をしているわりに、実は真面目で良いやつそうなのが厘玉の特徴。
▼ちなみに桓騎について詳しく書いた記事はこちら。
騎馬隊はめちゃくちゃ強い
厘玉は格闘シーンがあまり描かれないのが残念ポイント。強いのか弱いのか、本作の描写では判別出来ません(桓騎の側近なので、弱いということは無いでしょう)。
厘玉の武力は明らかにはされていませんが、唯一分かっていることは「騎馬隊が強いらしい」ということ。その名も厘玉騎馬隊。
鄴攻めでは活躍してくれます(それでも1ページ分しか描かれませんが……)。
©原泰久/集英社
厘玉は幹部なの?
厘玉は桓騎軍の中で何番目のポジションに位置するのでしょうか?
私の推測としては、桓騎軍でのポジションは以下と予想します。
- 雷土・摩論・黒桜(部下では一番偉い3人)
- 厘玉・ゼノウ(その次に偉い)
- オギコら
こんな感じではないかと想像します。
厘玉は桓騎軍の軍議には参加していなかったりするので、雷土や黒桜ら幹部陣よりも、役職が下なのではないかと予想します。
実は気が利く厘玉
そんな厘玉ですが、実は気が利く一面があります。今回は厘玉の気が利いていているシーンについて2つご紹介します。
飛信隊と桓騎軍の戦争を食い止めたファインプレー
実は厘玉、飛信隊と桓騎軍での戦争になりかねない場面で、当時飛信隊から桓騎軍に派遣されていた尾平を呼び、揉め事を終結させるよう段取っていました。
©原泰久/集英社
もし厘玉がいなかったら、信は雷土に斬られていたかもしれませんし、桓騎は羌瘣に斬られていたかもしれません。
超ファインプレーです。
ここで飛信隊と揉めるのは桓騎軍にとっては利が少ないと判断したのでしょう。機転が利くとはこの事です。
雷土にはこの機転はありません。
桓騎の作戦を読者に解説してくれる役回り
厘玉は桓騎の作戦や考えていることを言語化して読者に伝えてくれる役割も担ってくれています。
桓騎は黙って「ニヤリ」と作戦を実行することが多いのですが、それだけでは読者には桓騎の凄さや考えている事が伝わりません。
そこで側近の厘玉が「右の下僕が早くもしくじりやがった」とか、状況を解説してくれるわけです。
これは読者にとってはとっても有難い存在!
厘玉は実在したのか?
ハックルベリー調べによると、厘玉は歴史上には実在しない人物とみられます。
キングダムオリジナルキャラですね。
桓騎は実在しているのですが、それ以外の桓騎軍のメンバーはキングダムオリジナルのようですね。
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