当記事では漫画『キングダム』の秦国の将軍・張唐(ちょうとう)について魅力を徹底的に考察していきます。張唐は蒙驁と同じく六将の影に隠れた将軍として描かれます。そんな張唐の性格や特徴について漏れなく書いていきたいと思います。
張唐の位は?
張唐は大将軍の位です。麃公や蒙驁と同等の位という事ですね。
張唐は15歳の頃から戦場に立つ、秦の中でも最古参の将軍の1人です。
作中に明記はされておりませんが、おそらく蒙驁とほとんど同い年程度だと思われます。
将軍らしいリーダーシップ
まずは張唐の性格をご紹介します。
©原泰久/集英社
張唐は真面目で、いかにも将軍らしいリーダーシップを持った選手です。
このシーンは函谷関の戦いで魏の軍勢に対して威圧の意味で函谷関の歴史を語ります。
これは恐らく、対戦相手の士気を下げる意味もありますが、味方の士気を上げる意味もあります。戦いを心得ている将軍です。
六将の影に隠れた男
張唐は六将の影に隠れた男でした。
©原泰久/集英社
こちらは函谷関の際に蒙驁と語らうシーン。
2人は六将の影に隠れていましたが、懸命に秦のために戦を戦ってきた2人でもあります。
その2人が、秦国の命運を握る戦いで国門を任されるというのは、グッと来る話ですね。
張唐は「六将が大嫌いだった」と語ります。
しかし本音を言えば、蒙驁のように、彼らに対して憧れのような感情も抱いていたのではないでしょうか。張唐の表情からは、そのような感情も読み取れます。
▼蒙驁について詳しく書いたページはこちら
成恢との戦い
張唐の、作中で唯一描かれる武功は成恢との戦いでした。
©原泰久/集英社
函谷関の戦いで、張唐は韓の総大将である成恢から毒を食らいました。
成恢は自らの身体を犠牲にして猛毒の研究をしていた男で、彼が放った毒は張唐を死に追いやります。
しかし、張唐は毒で大人しく死ぬような男ではありませんでした。
桓騎の策で韓軍の中心部まで迫り、最後には張唐から背を向けて逃げる成恢を討ち取ります。
そこで張唐が成恢に言い放った一言は「大将が背を向けて逃げるなァ!!」。これは張唐の武将としての心構えを表現している一言ですね。まさしく正々堂々、男らしい戦いを好む将軍です。
桓騎との関係
張唐といえば、桓騎との関係を語らずにはいられません。
©原泰久/集英社
正々堂々と男らしい戦いや、国への忠誠心の厚い張唐にとって、野盗上がりで忠誠心の感じられない桓騎は理解しがたい存在でした。
逆に桓騎にとっても、自分のポリシーとは真逆の堅苦しい考え方の張唐を小馬鹿にします。
そんな二人が函谷関では共に国門を守ります。
そして前述の通り、二人で協力して韓の総大将である成恢を討つという武功をあげます。しかし張唐は成恢の毒で最期を迎えます。
©原泰久/集英社
その際に張唐が桓騎にかけた言葉が「秦国一の武将となれ、桓騎。秦を…頼むぞ」という言葉でした。
桓騎の実力を目の当たりにした張唐は、最期の最期、桓騎の事を認め、国の命運を託します。
桓騎もこれを粋に感じたか、倒れる張唐を支えます。非道なイメージの桓騎からは考えにくい行為でした。それほど、張唐の思いに響くものがあったのだと思います。
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