当記事では漫画『キングダム』の秦国の将軍・壁(へき)について魅力を徹底的に考察していきます。壁はキングダムの物語序盤から登場する古参キャラクター。そんな壁の性格や特徴について漏れなく書いていきたいと思います。
壁の位は?
壁の位は将軍です。もともとは昌文君の副官として仕えていました。昌文君の事を「殿」と呼びます。
信の兄貴分として、物語序盤から要所要所に登場します。
※単行本56巻発行時点
正義感の強い男
まずは壁の性格をご紹介します。
©原泰久/集英社
秦の縛虎申が味方兵士を斬りつけた際、「むやみに兵を傷つけるな」と注意するなど、壁は正義感に溢れた男です。
正義感の強さは信並み、生真面目さは作中でも一番と言って良いでしょう。
キングダム屈指のヘタレキャラ
壁はキングダム屈指のヘタレキャラとして有名です。
©原泰久/集英社
こちらは50巻、秦軍・壁が管理する兵糧庫が趙軍に焼かれてしまったシーン。
趙への侵攻は兵糧が超重要な役割を果たすだけに、絶望的な表情をしています。
また、物語序盤の成蟜との戦いの際には左慈にあっさり斬られてしまうなど、結構足を引っ張ってしまう事が多いです。強烈な武力を持ったキャラの多いキングダムにおいて、尾平・オギコと並ぶ3大ヘタレキャラと言っても良いでしょう、。
将来の夢
壁の将来の夢は「大将軍になる」ことです。
©原泰久/集英社
壁が仕える昌文君が「文官の極み」である丞相になり、そして自分は「武官の極み」である大将軍になりたいというのが、彼の夢の動機です。
ヘタレキャラの壁ではありますが、順調に出世を重ねており、将軍の位を得て大将軍まであと一歩の所まで成長します。
信と2人で大将軍になる日は来るのでしょうか?
基本戦術が得意
壁の得意技は基本戦術です。
©原泰久/集英社
こちらは犬戎族との戦で「基本戦術」を自信に持つ壁の姿。
真面目で努力を怠らない壁は、戦の基本戦術をきっちり身につけており、基本に忠実な戦については自信を持ちます。
他の武将たちは腕っぷしや知力に自信のある人が多いですが、あくまで凡庸な壁の戦い方は、言うなれば蒙驁と近いのかもしれません。
蒙驁について書いた記事はこちら↓
山の民との信頼関係
兵糧庫を焼かれるという”失態”を犯した壁ですが、その後、楊端和には重大な役割を与えられます。
©原泰久/集英社
こちらは”失態”を犯した壁のせいで兵糧が無くなった山の民が、相手の兵糧を奪い返す作戦会議をするシーン。
その主力を担う3軍に自ら立候補した壁。そして楊端和がその心意気に応えたシーン。
楊端和は壁のことを「戦友(とも)」と呼び、壁は目に涙を溜めます。
そして、当初は”失態”を犯した壁の事が気に入らなかったメラ族のキタリ。
©原泰久/集英社
徐々にキタリと壁の心の壁も取れていき?2人の間に戦友としての友情に近い感情が芽生え始めます。
ヘマをやらかした壁ですが、その愚直さと真面目さ、責任感の強さは人を惹きつけるのでした。
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